✓ 故・大貫 純一郎 氏について
昭和49年12月11日午後4時10分、
肝硬変症静脈瘤破裂にて、不帰の客となられました。
享年 42 歳
故大貫会長は和歌山県断酒道場終了後、
昭和45年4月20日妙正寺において、
三人の同志と共に本県に始めての断酒会を結成し、
病に倒れる迄の4年8ヵ月間、
文字通り一日も席の暖まる間もなく
酒害者救済の活動を続けられました。
・昭和50年、奉納された観音菩薩像・
株式会社大貫商店の専務取締役の要職にあったにも拘わらず、
良き協力者であるトミ賢夫人並びに、
厳父公一郎社長(本会顧問)はじめ
大貫家御一族の絶大な御援助があったとは申せ、
断酒の鬼となって東奔西走、深夜早朝にもかかわらず、
また、遠近寒暑をいとわず率先し陣頭に立って
酒害者の家庭訪問をされ、本月6日病に倒れて
昏睡状態にはいる直前まで、酒害者救済に当られたのです。
※昭和50年1月10日発行 ・機関誌《日光》第12号掲載<弔辞>より※
- 大貫会長急逝さる12月14日妙正寺において告別式 -